診療部medical
医局
地域の病院や診療所からご紹介いただいており、先生方からの情報はもとより ご家族面談などを通じて入院判断を行い、リハビリの実施計画をたてます。 医師は、リハビリテーション専門医を中心とした計5名で、治療方針などを検討するために、日に3回、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなど専門スタッフと共にリハビリカンファレンスを行い、在宅・社会への1日も早い復帰を目指しています。
- 院長 医師
- 八木 誠
- ・1978年大阪大学医学部 卒
- ・1978年大阪大学医学部附属病院勤務
- ・1979年市立泉佐野病院勤務
- ・1982年阪和病院勤務
- ・1985年大阪中央病院勤務
- ・1987年米国ジョンズホプキンス大学医学部留学
- ・1989年国立呉病院小児外科医長
- ・1994年大阪府立母子保健総合医療センター小児外科主幹兼医長
- ・2009年近畿大学医学部外科学教授
【資格】
日本外科学会指導医・専門医、
日本小児外科学会指導医・専門医・評議員、
日本内視鏡外科学会技術認定医(小児外科領域)・評議員
- 副院長 医師
- 土橋 雅行
- ・1988年奈良県立医科大学 卒
- ・1988年奈良県立医科大学 第一内科入局
- ・1989年康仁会 西ノ京病院 内科勤務
- ・1991年済生会 御所病院 内科勤務
- ・1995年大淀町立大淀病院 内科勤務
- ・1997年星ヶ丘厚生年金病院 循環器内科勤務
- ・2009年松下会 東生駒病院 リハビリ科勤務
【資格】
認定内科医、循環器専門医
- 診療部長 医師
- 藤井 英明
- ・1992年京都大学医学部 卒
- ・1993年京都大学医学部附属病院 勤務
- ・1994年大阪赤十字病院 勤務
- ・1995年高槻赤十字病院 勤務
- ・2005年奈良社会保険病院 勤務
- ・2014年JCHO大和郡山病院 勤務
【資格】
日本外科学会専門医、インフェクションコントロールドクター、
医学博士
- 医師
- 貝谷 充代
- ・1992年奈良県立医科大学 卒
- ・1992年京都大学医学部附属病院 老年科入局
- ・1993年北野病院 内科勤務
- ・1998年国立小倉病院 内科勤務
- ・2002年藤井会 石切生喜病院 消化器内科勤務
薬剤科
回復期リハビリテーション病院の
薬剤師として
安心して薬物療法を受けていただくために、ご入院時に患者さまやご家族にお会いして、お薬に関することをお伺いしております。
また、ご入院中は使用されているお薬のご説明や、退院に向けた服用方法や管理方法、剤形などを検討し薬物療法をサポートしていきます。
私達薬剤師は、他の専門スタッフと密な連携をとり、チーム医療に積極的に参画する事で 医療の質を上げ、患者さまに対し安全・安心な医療を提供できる様、日々努力し続けてまいります。
放射線科
より良い評価・診察を
当院では電子カルテ・PACSを利用してフイルムレスで運用しています。
放射線技師は胸部や整形外科領域の一般撮影と全身のX線CT検査、およびX線テレビ業務を実施しています。当院のX線テレビ装置は嚥下(VF)検査に特化した仕様になっており、評価に有用な画像情報を提供できます。
MRIが必要な場合は、直近隣の画像診断クリニックとの提携・協力で補っております。
回復期リハビリテーション病院の放射線科として、安全・安心に配慮し検査を進めています。
栄養科
食事の特徴
栄養科の方針は、「日々の食事も大切なリハビリのひとつ」と考え、「おいしく・楽しめる」食事を召し上がっていただくことです。医師・看護師・セラピスト・調理師・管理栄養士が協働し、安全・安心できる食材・調理方法を毎月検討しております。患者さまの在宅復帰に向け、「家庭で簡単に美味しく作ることのできる、食事モデルとなるような料理の提供」と、入院生活中に、お料理を通じて季節を味わっていただけることを目指しています。食器にもこだわりました。奈良県で作られ一つ一つ丁寧に絵付けされた食器、ユニバーサルデザインの食器、美しく軽量で割れない食器でご用意し、デイルームで皆さまそろって召し上がっていただきます。
※ユニバーサルデザインとは、あらゆる差異・障がい・能力の如何を問わずに利用することができ、 どんな方でも簡単に使えるデザインです。
栄養管理
日々の食事もリハビリの一つです。栄養科では、患者さまの在宅復帰に向け、カンファレンスにて患者さまの食事摂取状況、栄養状態について多職種間で情報共有し、チームで栄養状態の回復に取り組みます。また、無理なくお食事をしていただくために、様々な形態の食事をご用意しており、摂食・嚥下困難な患者さま向けのペースト食は、見た目や美味しさに配慮し、できるだけご家庭でもご用意いただけるような食事形態を目標にしています。仮に、口から召し上がれない方でも、胃腸が機能していれば、体に吸収されやすいように調整された栄養剤を、直接、胃や腸に送ることで栄養を摂ることができます。病態に合った栄養剤を用いて、消化管の機能維持、回復を図ります。各病棟に配属している専属の管理栄養士が、患者さまに対する栄養相談を行います。
褥瘡委員会
褥瘡は、皮膚や皮下組織が持続的な圧迫によって傷ついてしまうことで起こります。特に長時間同じ姿勢、体のたんぱく質が不足している方に起こりやすい症状です。褥瘡が起こると、傷ついた皮下組織から傷を治すために必要なたんぱく質やミネラルなどが漏れ出てしまうことがあり、体の栄養状態が悪くなってしまいます。褥瘡委員会では、医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、管理栄養士などが、様々な観点から意見を出し合い、患者さまの褥瘡の発生予防、早期治癒に努めます。